今知ったばかりで、どうして続く のでしょうか❓😭😭
2月に釧路の🦒コハネが病気で亡くなったばかりなのに、コハネの母・小町さんまでが3月23日に虹の橋を渡りました🌈
羽村市動物公園によると、前日までは元気な様子だったが翌朝寝室で座り込んでいたそうです。死因は『出血を伴う右大腿骨骨折』との事で、就寝時間に何があったのか❓分かりませんが、東山から羽村に来て最初の伴侶・タクロウとの間に、1子コタロウ(現在・桐生が岡動物園)、2子コハネ、今の伴侶・タツキとの間に3子ゲンキ(羽村)、4子イロハ(2021〜2022年7月没)を出産し、ハートの模様がある事でも知られた同園の人気者でした。
天国でコハネと再会できたかな🤧
コハクの寄附の際に贈られて来た、
お礼のお手紙やトートバック
そして、ポートレート❤️
ここに貼り付けておきます
あ〜ぁこれで道内の雌🦒は円山のユリカと、帯広のユルリの姉妹だけなってしまったなぁー
そして釧路には仔・コハクが、旭山には仔・アサヒが忘れ形見として父🦒と暮らしてます。
男子率が高いです😵
全国的にも🦒は雄が多いですよね、去年も確か男の子ベビーが多ったと思います。
俗に云うアミメキリンは全国の動物園には頭数が多くいますが、主に九州地方で飼育展示されてる「マサイキリン」が今や国内で絶滅危機になってますね。
円山でもテンスケが来るまでは、マサイキリンが居ました。
園内の科学館に展示されてるキリンの剥製「タカヨ」さん。このタカヨさんは長生きで多産で子孫達が全国に居たそうです。スゴイですね~🤗
その孫に当たるナナコが、はるばる九州から札幌ヘお嫁入りし、ナナスケが生まれ、その時はすでにマサイキリンは少ない状態で幼くしてナナスケはお婿入りして、母・ナナコも若くして亡くなったそう。
ナナスケも移動先で間もなく亡くなったそうです。行った先では親子ほどの年上の雌🦒が居たそうで、どうして沢山居たマサイキリンが衰退したのか❓ 調べるすべはありません。
旭山の結はアメリカから購入した個体だそうですが、ホッキョクグマにしても、今のウクライナ情勢でロシアから購入が難しいのと、海外から購入する資金が係る為に今後も難しいでしょうね~
と、ここまで書いてからホッキョクグマのネット検索してた所、去年釧路動物園でハープ演奏した方のブログを発見し、ミルクがそばで首を振って聞き入る姿がYouTubeにありました。
すると急に悲しくて涙が止まらなくなりました😭😭🤧
皆んなに愛されてたミルクちゃん、なんで命を落とす事になったのでしょう・・・・・
ここからは、私の考えですが、
5年近くもキロルと同居して、マウントや繁殖行動が無かったと云う事は、やはり相性だったと思いますね。
双子のイコロは上野で、雌・ディアとはマウント行動があったので、その映像を観た時に❓疑問が生じました。
キロルは浜松で雌と同居経験はありましたが、ミルクの天真爛漫さにはついて行かれずつい力まかせになり、ミルクが抵抗したのでしよう。戸惑いの行動があったようですし、1月にミルクのお尻にキズ跡があった時点で、同居を止めていれば、こんな結果を回避出来たと思われます。
園としても釧路生まれの血筋を絶やしたくないと云う一心が強く、彼女自身の安全を考えず、動物福祉を忘れたものと思われます。
なんだかここまで書いてると、ガッカリ感が強くなりますね。
相手が、経験あるホクトだったらどうだったでしょうか❓
とは言え、国内のホッキョクグマは雌が多く、中でもデナリとララの子供達も多いのでペアリングが難しいのが現状ですね。
あるホッキョクグマに詳しい方のブログ(街、雲、それからホッキョクグマ ~ Polarbearology & conjectaneum
by polarbearmaniac)に、この様な記事がありました。
キロル (Kiroru) とミルク (Milk) Image : まいどなニュース
釧路市動物園のホッキョクグマたちについて投稿するのは久し振りになります。同園に暮らす雄(オス)のキロルは2008年12月9日に札幌市の円山動物園で生まれ、2010年2月21日におびひろ動物園に移動し、その後2011年3月6日に浜松市動物園に移動、その後の2016年4月13日から釧路市動物園で暮らしています。雌(メス)のミルクは2012年12月4日に秋田県の男鹿水族館GAOで生まれ、2014年1月30日に釧路市動物園に入園以来、同園で暮らしています。この二頭の最近の様子を見てみることにしましょう。
この二頭の暮らしぶりは時々ネット上の映像で見ていましたが、繁殖上のペアとしてどのような状況なのかという観点については正直言って客観的で正確な分析というものはあまりなかったような気がします。このたび、あるネットメディアがこの点について釧路市動物園の担当者の方にインタビューし、その内容が記事として掲載されました。その内容はなかなか興味深いものですので、
こちらの記事をご覧いただきたいと思います。
詰まる所、期間を限定しての同居はすでに5(繁殖)シーズンにわたって行われ、来年は6シーズン目になるというわけです。今シーズン(2022年)まででは「キロルとミルクの同居は2018年から始め、5年目の今年は3月8日から7月17日までの間、プール清掃などがある日を除き、全部で116回の同居」ということだそうで、繁殖上のペアとしては段々とその関係は進みつつあることを担当飼育員さんは語っています。率直なところ「まだそんな段階なのか」と驚かざるを得ません。世界の動物園では同居開始の年、または次の年に成功させている場合がほとんどです。担当飼育員さんの忍耐強さや慎重さには大いに敬意を払うものの、私はこういった状態は個体の行動と性格に問題があると考えざるを得ません。結局このような「緩い状態」は来シーズン以降も続くでしょう。
しかしそれ以前に生物学的な観点からの繁殖能力という前提における問題点を触れておきます。私は同様の問題を上野動物園のペアについても感じるのですが、上野と釧路に共通している問題は雄(オス)のイコロとキロルという双子兄弟に共通する問題でもあるように思います。以前に「
上野のイコロ、釧路のキロルの繁殖能力に漂う大きな暗雲」という投稿を行っていますが、その内容に尽きるということです。上野ではデアに問題があるようには思えません(彼女の姉の二頭の実績を見れば明らかです)。ところが釧路ではミルクにも問題がある....というよりもミルクの方の問題が大きいでしょう。これは生物学的な観点よりも飼育状況の観点からの話になります。
キロル (Kiroru) とミルク (Milk) Image : まいどなニュース
詳しく書けば長くなりますので簡単に言っておきますが、ミルクは「適応化 (socialization)」が必要な個体だったということです。多くのファンやメディアはミルクが非常に見事におもちゃを扱って遊ぶ姿を賞賛しました。私はそういった状態が続くのを苦々しく思っていました。あんなものはとっとと止めさせるべきだったのです。そしてその代りに年齢の近い同性の雌(メス)の若年個体と同居させて、Solo ではなく Group の中での個体であることを自覚させるべきでした。「天才的なおもちゃ使い」は、これを逆から見れば "socialization" の欠如を意味しているわけです。
今後のミルクの繁殖成功には生活環境の大変化とパートナーの交代が必要でしょう。そうするためにはミルクを本州の動物園に移動させ、強いキャラクターを持つ雄(オス)をパートナーとしてあてがうことが重要です。「強いキャラクターを持つ雄(オス)」という個体は日本には見当たりませんが、強いて挙げれば近年の仙台のラダゴル(カイ)でしょう。ルトヴィク(ホクト)やゴーゴも候補になり得ます。隠れた有望候補は静岡のピョートル(ロッシー)なのですが、彼の権利はレニングラード動物園に帰属し、彼とミルクが組んでもその果実は全てレニングラード動物園に権利が帰属することになりますので、残念ながらピョートル(ロッシー)はミルクのパートナーには成り得ません。
日本における「二大血統」はいわゆる「ララファミリー」と「カザン血統」です。そうなると「第三の血統」の存在・存続は今後の日本における飼育下のホッキョクグマの存続には極めて重要なことなのです。この「第三の血統」に属する釧路のミルクと上野のデア、この二頭のパートナーが繁殖能力に疑いがあるかもしれないイコロ、キロルであるというのが、これはどうも......マズイのではないかという気がしますが。
(資料)
(過去関連投稿)
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